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2025.08.20/

コラム

印刷用語集 vol.5「な」~「の」

 



中綴じ(なかとじ)
何ページかで構成される印刷物の背表紙を針金(ステイプラ)で綴じて冊子を作ること。


軟質ビニール(なんしつびにーる)
ポーチや透明ポケットなど。硬質ビニールに軟化剤を加えて作られる。




逃げ(にげ)
罫線や図面、また色版のアタリなどを表現する場合、線1本分の逃げる部分を作る場合がある。本当にわずかな逃げが仕上がりを左右することがある。


乳化(にゅうか)
オフセット印刷で印刷中に湿し水が小さい粒になってインキ中に混じり込む現象をいい、この程度がはなはだしくなると乾燥不良や汚れの事故につながってくる。


入稿(にゅうこう)
印刷するためのデータを印刷会社へひきわたすこと。メールでの入稿やCDロム、MO、FFFTPでのアップロードなど形態は様々。




ヌキ(ぬき)
写真やベタの背景の上に、文字や線画などの形で下の色を完全に切り取って(白く抜いて)印刷する技法。


抜き型(ぬきがた)
紙器の打ち抜き加工で、製品の形に紙を打ち抜くための切れ刃と押し罫を備えた工具(雄型)のこと。


抜き刷り(ぬきずり)
製本された全体の中から、必要なページや資料だけを抜き出して印刷すること。


塗り足し(ぬりたし)
仕上がりのサイズよりも少しはみ出た部分に設ける印刷領域のこと。
フチなし印刷(紙の端まで印刷する印刷)をする際に、断裁時のズレで紙の端が白くならないようにするために必要。




ネガ(ねが)
ネガティブの略で原稿を投影したときの明暗が反対になっている状態のことで、陰画ともいう。また、これから原稿どおりの明暗に戻すことをポジ返し、または単に返しという。


ネーマ(ねーま)
糊付き材料のこと。(ステッカー印刷などに使う)


熱貼りラミ加工(ねつばりらみかこう)
OPPフィルムにポリエチレンが塗布されたフィルムを、制御盤にて熱をコントロールしたドラムで溶解し、被着体に貼り合わせる。




濃度(のうど)
画像の濃さのことで、光を投射した場合、その投射した光の量と、その画像に吸収されずに戻ってくるか、または透過してくる光の量との比で表される値のことで、前の場合を反射濃度、後の場合を透過濃度という。


糊貼りラミ加工(のりばりらみかこう)
熱貼りラミ加工に比べ糊をのせるためにコーティングが厚くなり、印刷面を保護したい場合などに最適。
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