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2024.07.15/

印刷/加工

色校正の事例

色校正とは、印刷物の色合いなどの仕上がりがイメージ通りに再現できているかを本番印刷前に確認する(必要であれば修正を加える)ことです。文字校正・デザイン校正と同様に印刷物の色合いなどの仕上がりを決める重要な工程になります。
※ご使用のPCモニターやプリンターとは色の表現方法が異なっていたり、紙の種類・インクの種類・加工の有無などの条件が異なっていたり、照明などの環境や個人の感じ方によっても色の見え方は異なるため、同じ印刷データを使っても、同じイメージに仕上がるとは限りません。また、色見本(カラーチップなど)のサイズ感で見る印象と実際のサイズ感で見る印象が同じとも限りません。
例えば、
・大ロットで刷り直しのリスクが大きく失敗できない場合
・写真の見映えやイメージなどが重要で発色などにこだわる場合
・印刷する対象に凹凸がある場合や、印刷後表面加工する場合
・掛け合わせ(2色以上の色を重ねて別の色を表現すること)やグラデーションが多い場合
・取引先と色の認識をすり合わせたい場合
・特色を使用(特に掛け合わせやグラデーションで使用)する場合
などは、色校正は特に重要な工程になります。

一口に色校正といっても複数の選択肢があり、精度の高い色校正を行うほどかかる時間も費用も増えるので、コストと求める品質の兼ね合いで選択します。

本機校正
本番と同じ印刷機、用紙、インキを使用した試し刷りです。印刷機械によっては、特性上紙やインクを余分に使用してしまい費用が高くなる場合があります。しかし、本番と同じ状態でイメージを確認できるので、高い再現性になります。
本紙校正
本番と同じ紙を使用した試し刷りですが、同じ印刷機ではなく、校正専用の印刷機械を使用します。本機校正より費用が抑えられる反面、再現性は本機校正に劣ります。
簡易校正
本番とは異なる紙とプリンタを利用した試し刷りです。データを高精度なインクジェット機などで出力し、時間と費用を抑えることが可能です。それほど発色などにこだわりがなく、大まかにイメージが確認できればよい場合などに利用します。
校正なしまたはPDFやカンプでの確認(成り行き)
印刷の色については印刷会社の成り行きに任せるという方法です。色校正料金はかかりませんが、本番印刷後のリスクが伴います。

各社見積りの中には、お客様からの要望がなければ、時間と費用のかかる色校正の工程を無くしあえて記載していないパターンもあります。あらかじめ見積りを依頼するときには、色校正料金も合わせて見積もってもらうと事前に検討することが可能です。
弊社ではお客様のご要望に添ったご提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

※下記の色の知識があると印刷会社やデザイナーへ依頼する際に、色を意識して上手く方向性を示すことができます。

 
参考:色は色相・彩度・明度3つの属性だけでも説明できます。
色相…赤や青など色を特徴づける色合い、色味のことです。温かい色味を暖色、冷たい色味を寒色、どちらにも当てはまらない色味は中性色と言います。赤と緑など色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのことを補色と言います。
彩度…鮮やかさの度合いです。彩度が高いと鮮やかで派手な色になり、逆に低いとくすんだ地味な色になります。
明度…明るさの度合いです。印刷物においては明るくなると白っぽくなり、逆に暗くなると黒っぽくなります。
トーン(色調)…色を明度と彩度のバランスでとらえる概念で、印象の共通性を感じる範囲をグループ化した分類です。
コントラスト…色相(色の関係性)の差、彩度(鮮やかさの主張)の差、明度(明暗)の差など、対比のことです。


参考:マンセル表色系と色の3属性(色相・彩度・明度)


参考:PCCSの表色系とトーン(色調)の概念

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